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幸せな闘病生活
2013 / 06 / 21 ( Fri )
ボスとの闘病生活は、とても幸せでした。

病気なのに幸せというのは変に思うかもしれないけど、
ボスのために、何が出来るかを考えて、
あれこれとお世話出来ることを、いつも幸せを感じていました。
心配も山ほどしたけど、心配できることも幸せだと思っていました。

過去を思い返すと、せつない、ほんとにせつない闘病生活もありました。
脳腫瘍で旅立ったボギィ王子は、
ある日突然、何もかも分からなくなってしまいまいました。
1カ月のかなりハードな闘病の末、8歳という若さで虹の橋に旅立ちました。
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当時家には、ボス、ベス、イブ、ボギィ、アリス、ベティ、キティの
7匹の猫がいましたが、病院に行くと言えば、
ワクチンと、せいぜいボスのアレルギーくらいで、
本格的な病気と向き合う覚悟が出来ていませんでした。

脳の病気ということは分かっても、
私が住んでいる町には脳の検査が出来る病院はありません。
季節は冬。検査するには車で片道6時間以上かかる
札幌まで行かなければなりません。
検査のリスクや、移動の負担、
検査をして詳しいことが分かったとして、治る見込みがあるのか、、、
私は、ボギィのために何をするべきなのか、
何をしたら良いのかと、悩みぬいての1カ月でした。

その時の気持ちを思い出すと、
ボスとの闘病生活は、じつにほのぼのしていました。

今まで脳腫瘍という難しい病気やIBDのようにつかみどころのない病気と
向き合ってきた経験があるので、
腎臓や糖尿など、老猫がよくなる病気との付き合いは、
気持ちとしてはずいぶん楽でした。

私は、ボスがただそばにいてくれるだけで幸せでした。
どんなに体調が悪くても、いつも私を慕ってくれるのが嬉しかったです。

猫たちみんなと仲良しで、みんなに慕われて・・・
最高のボスでした。
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老いていく姿、弱っていく姿を見るのは、せつないことでもあるのに、
闘病生活を幸せだと思えたのは、
いつもボスがごきげんな顔を見せてくれていたからだと思います。
ボスは、感情がとても豊かで、意思表示がはっきりしていました。
うれしいお顔や、得意満面のお顔のかわいかったこと!
今、思い出すボスの顔は、いつもお目目がキラキラです。
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長くブログを見て下さっている方は、ご存知だと思いますが、
私はここ5~6年くらい、ずっと床に長座布団を敷いて寝ていました。
きっかけはイブがIBDで下痢、吐き気、食欲不振に悩まされていたことでした。
イブは一度に沢山食べると吐いてしまうので、
少しずつ回数を多く食べさせるため、夜中に2回くらい起きて食事をさせていました。
ベッドのある寝室で寝てしまうと、なかなか起きられないし、
イブの生活スペースのまん中で寝ていた方が、
トイレに行った回数や、吐いた時の様子などが分かるということもありました。
また、調子が悪いと、一日に何度も何度も吐いていたので、
自宅の洗濯機でいつでも気軽に洗濯できる布団で寝ていた方が
軽やかな気持ちで看病ができました。

イブが旅立つ少し前くらいから、ボスの足腰が弱っているのを感じました。
イブが旅立ってからは、ボスといっしょに寝るためにそのまま床で寝ていました。
毎晩ボスと枕をはんぶんこして寝るのが楽しみでした。
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ボスが旅立った今、もうベッドで寝てもいいんですよね。
でも、なんとなく、今もまだ、床にで寝ています。
もうベッドで寝てもいいんですけどね・・・

なんだかまとまりのない文章ですみません。

旅立ちの1週間前に撮った写真です。
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ボス、大すき!

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