不思議に思うこと
2014 / 06 / 11 ( Wed ) 今日も思い出話にお付き合いくださいね。
林檎ちゃんが来て、最初の頃は、 林檎ちゃんがまだ他の猫たちと対面していないこともあって、 林檎部屋にボスを連れて行っていたのですけど、 ガラスのドア越しに対面する様子を見て、大丈夫そうだったので、 みんながいるリビングに林檎ちゃんを連れてきました。 林檎ちゃんは、一目散にボスがいるハウスに走って行って、 ![]() 「ボスおじしゃん、こんにちは!」ってごあいさつ。 ![]() 当然のように、ボスの隣に行きました。 ![]() 林檎ちゃんの部屋と違い、リビングは広いので、 遊ぶところも、探検するところもいっぱいあるのに、 ボスの所に走って行った林檎ちゃん。 ![]() ボスと林檎ちゃんは、幸せな時間を過ごしました。 ![]() あれから一年がたって、不思議に思うことがあります。 遊び盛りに仔猫だと言うのに、ボスのそばにそっと寄り添っていた林檎ちゃん。 実家のママに、ボスと林檎ちゃんの様子を話すと、 「家にいた時はお転婆だったのに、想像できない」と言っていました。 でも私は目の前で、ボスに寄り添い優しく接している林檎ちゃんを見ているので、 それをそのまま受け入れ、きっと世話好きの性格なのね、、、と思っていました。 でも、、、今なら実家のママが「想像できない」と言った気持ちが分かります。 林檎ちゃんと一年間暮らして分かったことは、 林檎ちゃんは、平和主義で優しい性格だけど、世話好きという感じではありません。 りんごちゃんは、家の中で一番年下と言うこともあるのか、 ボスが旅立った後は、キャンディやマグにグルーミングしてもらうことはあっても、 お返しのグルーミングをしてあげているのを、ほとんど見た覚えがありません。 あれだけボスをグルーミングしていたのだから、 マグがグルーミングをしてくれたら、ちょっとお返しをしてもよさそうなものなのに、 グルーミングしてもらうばっかりです。 一年前、ボスの手も、足も、体も、優しくグルーミングしていたのは何だったのか? もうね、写真でもなければ、ボスをグルーミングしていた林檎ちゃんは、 幻だったかと思うほどです。 でも、あの時、ボスに寄り添い、ペロペロしてあげていた光景は現実なのです。 ボスが旅立ったあとの林檎ちゃんは、 遊び好きで、元気いっぱいの、ごくごく普通の仔猫らしい仔猫でした。 木登りが大好きで、いつも楽しそうにチャカチャカ走り回っています。 でも、ボスと過ごした一週間は、ボスに静かに寄り添っていたのです。 今思うと、不思議でなりません。 私はわりと何でも現実的に考える方で、 奇跡とか、運命とかいう言葉は、めったに使わないのですが、 ボスと林檎ちゃんの一週間を思うと、奇跡としか思えないし、 運命だったのかな、、とさえ思います。 以前もブログに書いたことがあると思いますが、 林檎ちゃんは、当初の予定では、1週間後に来る予定でした。 でも、ボスの体調が思わしくなく、りんごちゃんが来る日まで頑張れないかも、、、 という状況になり、 林檎ちゃんの実家のママは、私の気持ちをくんでくれて、 ワクチンや健康診断などを、少し早めに段取りしてくれて、 1週間早くお迎えできることになりました。 もしも、当初の予定の日に来ていたら、ボスと林檎ちゃんは会うことができませんでした。 いろいろな幸運が重なって与えられた1週間の時間。 ボスは林檎ちゃんを待っていたような気がします。 猫とのお別れは、いつも辛くせつないものですが、 ボスの最後の一週間を思い出す時、 なんだかとても幸せな時間として思い出すことが出来ます。 せつないはずのお別れの時までをも、幸せな時間だったと思わせてくれるボス、 最後の最後まで天晴れです。 ![]() *リフォームブログ更新しました。 よかったら見て下さいね。ココをクリック ★ボスとりんごちゃんを応援してね!よろしくねッ! ![]() ![]() ![]() |
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