ボスと林檎ちゃんの奇跡の一週間
2013 / 06 / 24 ( Mon ) 実は、林檎ちゃんは、当初の予定よりも、
1週間早く家に来ました。 結果として、その1週間は、かけがえのない1週間になりました。 ![]() ボスの体調は、良い時と悪い時を繰り返しながら、 少しずつ弱っていくようでした。 林檎ちゃんが来るまで頑張れないかもしれないと思いました。 正直なところ、林檎ちゃんが来るまで頑張れたとしても、 一緒にあそんだり、イイコイイコしたりするのは 難しいだろうと思いました。 でも、林檎ちゃんが来る日が近づいて来るにつれて、 もし、一緒に遊べないとしても、 これから、私の家族となり、一緒の時間をすごしていく林檎ちゃんに、 今のボスの姿を、世界で一番かっこいいボスの姿を、 一目で良いから見せたいと思うようになりました。 ボスが体調を崩していた日に、 たまたま林檎ちゃんの実家のママと話して、 「林檎ちゃんが来るまでボス君がんばれないかもしれない・・・」と 私にしては珍しく弱気なことを言ってしまいました。 林檎ちゃんの実家のパパママは、ボスのことをずっと見守ってくれていて、 ボスのために林檎ちゃんを1週間早く送りましょうか、と言って下さいました。 仔猫は3か月までは母猫や兄弟といっしょにいたほうがいいと言われています。 私も、その通りだと思っています。 お母さんに甘えて、兄弟たちと遊ぶことで、社会性を身につけていきます。 でも、林檎ちゃんのママは、ヒートがきたこともあり、早めに子離れをしてしまい、 もうおっぱいを飲ませたりはしていないということでした。 兄弟と1週間早く離れても、遊び相手なら家にもいっぱいいます。 そして、当初の予定よりも1週間早くお迎えできることになりました。 そのために、実家のママにはワクチンを早めに打ったり、 色々配慮していただいて、本当にありがたかったです。 ![]() もしも、当初の予定通りの日に来ていたら、 林檎ちゃんが来る日が、ボスの命日になってしまいました。 対面すらも、かなわなかったかもしれません。 もし1週間遅かったら、ボスと林檎ちゃんの幸せな時間はありませんでした。 ![]() 林檎ちゃんが来る数日前から、ボスは自力で食べられなくなっていて、 朝病院に連れて行って、静脈点滴をしてもらい、 夕方迎えに行く生活を3日間しました。 それが、林檎ちゃんが来てから、自分でお皿から食べるようになりました。 量的にはほんの少しで、それだけでは栄養が足りないので、 シリンジでの強制給仕もしましたが、一口でも二口でも、 自分で食べてくれたのは、本当にうれしかったです。 ![]() 林檎ちゃんのボスへ対する態度も、とても不思議でした。 何しろ遊び盛りの仔猫ちゃんです。 林檎ちゃんは、とびきりお転婆ちゃんだと聞いていました。 ところが林檎ちゃんは、ボスをやさしくグルーミングして、 そっと寄り添っているではありませんか。 ![]() ある時、リビングでボスをナデナデしていると、 林檎部屋から「ミーーーー」という声が聞こえてきました。 林檎ちゃんは、とても声が大きいので、 耳が遠くなっているボスにも聞こえたようでした。 ボスは、何度も林檎部屋の方を見た後、 私の顔を見て、ニャッと小さな声でなきました。 それは、「いっしょに、林檎ちゃんのところにいこうよ!」 と言っているようでした。 もちろん、行きましたとも! その時に撮った写真が、昨日のブログにチュッ写真です。 ![]() ボスは、自分に甘えてくれる林檎ちゃんが可愛くてたまらないようでした。 前にもブログに書きましたが、 ボスが仔猫をイイコイイコするところは想像できていたけど、 仔猫がボスのそばに静かに寄り添い、優しく毛づくろいする姿は、 全く想像していませんでした。 予想外の形ではありましたが、ボスと林檎ちゃんが仲良く過ごしている姿を見て、 涙が出るほど嬉しかったです。 ![]() 今、林檎ちゃんは、キャンディと仲良しになって、 いつも一緒に遊んでいます。 ![]() でも、不思議なことに、キャンディをグルーミングはしないのです。 実家のママも、林檎ちゃんが実家にいた時に 他の猫をグルーミングするのを見たことがない気がすると言っていました。 林檎ちゃんがグルーミングをしたのは、今のところボスだけです。 林檎ちゃんにとって、ボスは特別だったのでしょうか。 ![]() ボスと林檎ちゃんの1週間は、 ちょっと不思議で、とても素敵な、奇跡の1週間だったように思えます。 ![]() *林檎ちゃんの実家のブログでも、林檎ちゃんとボスのことを書いてくださいました。 見ていただけたらうれしいです。 コチラ ★ボスと林檎ちゃんを応援してね!よろしくねッ! ![]() ![]() ![]() |
| ホーム |
|